Best Quality Leadership Award 2024を受賞しました
2024年7月11日
静岡県立静岡がんセンター
この度、静岡がんセンターはEuropean Society for Quality Research(ESQR; 欧州品質研究協会)のBest Quality Leadership Award(ベスト品質リーダーシップ賞) 2024を受賞しました。この賞は、品質の向上と発展のために革新的かつ率先して行動し、卓越したリーダーシップを発揮した団体や個人を表彰するもので、2024年6月30日にベルギーのブリュッセルで開かれた授賞式において、静岡がんセンターの上坂克彦総長にトロフィーと賞状が授与されました。
ESQRはスイスに本部を置く組織で、品質向上に対する認識を促進し、ベストプラクティス、卓越性、リーダーシップ、技術革新、世界中の組織における品質達成を評価し、これらの組織の成功した業績戦略を公表しています。受賞者の選考方法の詳細は明かされていませんが、ESQRが実施する世論調査や消費者意見調査、過去の受賞者の推薦などをもとに選考されるとされています。
これまで日本の病院では、九州大学病院、藤田医科大学病院、倉敷中央病院、聖路加国際病院、済生会熊本病院、湘南鎌倉病院などが受賞しています。また日本の他業種では、ANA、ヤマトホールディングス、武田薬品、サントリー、ダイキンなどが受賞しています。ESQRによると、今回全世界の41か国から49の団体が受賞しました。
静岡がんセンターは開設以来22年間、患者さんの視点を重視することを基本理念としつつ、常に最先端で安全ながん医療を提供し、患者さん・ご家族を徹底して支援する体制を構築してきました。今回、職員一同のこうした取り組みが高く評価されたものと考えます。
<静岡がんセンター総長 上坂克彦医師からのコメント>
今回突然受賞のお知らせが届き、驚くとともにたいへん名誉なことと感じています。静岡がんセンターを開設してから22年間、患者さんの視点を重視する私達の努力が評価された結果と受けとめています。当センターの職員、静岡県庁をはじめ、私達を支えてくださった地域の皆様とともに、喜びを分かち合いたいと思います。
<授与式の様子>
上坂総長は受賞記念のスピーチにおいて、「2002年に静岡がんセンターを開設して以来、常に先端的ながん医療を提供すると同時に、地域に根差したがんセンターとして緩和医療も重視してきました。」「日本では高齢のがん患者さんが増加する中で、静岡がんセンターは包括的な患者・家族支援体制の構築に努力してきました。」と語った。
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●プレスリリース
Best Quality Leadership Awardを受賞しました(PDF:539KB)
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