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就労・経済的負担

がん罹患による経済的負担の影響

医療費の負担が一番の悩み。収入が減少し、大学進学の子供、小中学校の子供の学費で、自分の薬代を払うゆとりがない。家のローンもありどうしていいかわからない。そのため、アルバイトを始めた。

治療費が月に27,000円位かかり、生活費が足りなくなってきて、保険金でやりくりしていたが限界にきていて、家を手放さなければいけないかと深刻になってきている。今の仕事以外にもう1本バイトを増やして睡眠時間を3時間にしてがんばれば売らなくていいが、後9年ローンが残っていて大変なのに、そこまでからだがもつのだろうか。

仕事を休むことによるつらさや気がかり

仕事の予約をしていたのができずお客様に迷惑をかけることと、完全に良くなってこれから仕事ができるのかということを悩んだ。

長期研修の準備中で、その後の仕事のビジョンも考えていた中での発症で、上司から1年延期するよう言われたが、1年後いけるかどうかも未定で今後の自分のポジションが不安だ。

仕事復帰・継続への不安(雇用者)

体力、思考力の低下により仕事に差し障り、簡単なミスがよくあり悩んだ。体力的に限界を超えると頭痛、息切れ、吐き気等精神状態が不安定になった。

仕事復帰・継続への不安(経営者・自営業者)

がんイコール死という思いがあり死をどう受け入れるか、自分の仕事に対する責任をどう果たすべきか、後継者がいなかったので悩んだ。

家業を継いだばかりで後継者を育てていなかったので営業続行が難しくなり、社会的責任に悩んだ。

仕事関連での人間関係

治療を受けながら非常勤で勤めているが、職場の同僚に病気のことを話すと特別扱いされそうなので黙っている。定期的に休暇をとるので同僚は不満に思っているかもしれないと思う。

職場の理解が得られず困った。例えば病気にかこつけてずる休みするように思われた。結局休みが多く、解雇のような形になりつらかった。

職場復帰1か月ぐらいは体も少ししんどく皆が気を遣ってくれたが、半年もすると私が病気であったことさえ忘れられているような気もする。あまり気を使われるのも気が重いが、がんであった人の気持ちはそうでない人にはわからないと痛感した。

解雇(リストラ含む)

保母をやっていて、管理職の人の嫌がらせにあい、故意に辞めさせられつらかった。