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生き方・生きがい・価値観

生と死

次々と転移しており、治療のために生きているのかと思うようになった。

外見の変化

乳房切除して、人の視線が気になり、会話をしていても胸のほうに視線を感じることがあり不快だった。

人に手術痕を見られることに抵抗があり、温泉がプールへなかなか勇気が出ず行けない。

乳房切除で自分の体がシンメトリーでないことをつくづく考える。楽しみの一つだった温泉に入る勇気はなくなり主人と出かける機会も少なくなる。再建もあるが、傷も気になり今はあきらめようと頑張っている。もっと簡単に入浴できる取り外せる乳房が欲しい。

女性らしさ・男性らしさの意識や変化

今後月経を止める薬を注射するが治療後戻るか心配。女性として完全でない自分がこの先恋愛、結婚、出産が可能なのか。

夫とダブルベッドに寝ているが、寝る頃になっても部屋に来ず、一切手も触れることがなかったことが一番淋しく辛かった。

自分に対する認識の変化

再発の恐れと外観が変化してしまったことに対し、自分自身を受け止められないことをひた隠しにして元気ぶっていることが辛かった。

病気を知らない人との接し方で自分自身が一歩引いてしまっていることに悩む。