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がん、がん医療のことなどを知りたい


がん診療連携拠点病院


 厚生労働省は、がん医療の地域格差を是正するために、都道府県がん診療連携拠点病院(都道府県に1か所)と、地域がん診療連携拠点病院(2次医療圏 *注)ごとにほぼ1か所)を指定し、次のような役割を担うことを期待しています。

1 専門的ながん医療や緩和ケアの提供、紹介
2 がんに関する相談やセカンドオピニオンなどの提供、紹介
3 地域におけるがん医療の質の向上

静岡県地域がん診療連携推進病院


 静岡県では、国が指定する「がん診療連携携拠点病院」と同等の医療機能を有する「静岡県地域がん診療連携推進病院制度」を設け、がん診療連携拠点病院と合わせて、「がん医療の均てん化」を推進しています。

静岡県内では、次の医療機関が指定を受けています。

 ■ 都道府県がん診療連携拠点病院
医療機関名相談窓口
静岡県立静岡がんセンターよろず相談055-989-5710

 ■ 地域がん診療連携拠点病院
医療機関名相談窓口
静岡県立総合病院総合相談・がん相談窓口054-247-6111(代)
静岡市立静岡病院地域医療支援室054-252-0358
聖隷三方原病院よろず相談地域支援室内
 浜松がんサポートセンター
053-439-9047
聖隷浜松病院医療相談室053-474-1121
浜松医療センター総合相談支援室053-451-2788
浜松医科大学医学部附属病院医療福祉支援センター053-435-2772
藤枝市立総合病院がん診療相談支援センター054-646-1111(代)
沼津市立病院地域医療支援推進センター055-924-5100(代)
順天堂大学医学部附属静岡病院医療福祉相談室・医療連携室055-948-3111(代)
磐田市立総合病院よろず相談0538-38-5000(代)

 ■ 静岡県地域がん診療連携推進病院
医療機関名相談窓口
静岡医療センター地域医療連携室055-975-2001
富士市立中央病院地域連携室総合相談窓口0545-52-1131(代)
富士宮市立病院医療相談室0544-27-5057
静岡赤十字病院看護相談室054-254-4311(代)
静岡済生会総合病院地域医療相談課054-285-6171(代)
(内線2318)
焼津市立総合病院地域医療連携室054-623-3111(代)
市立島田市民病院地域医療サービスセンター0547-35-2111(代)
*注)「2次医療圏」
 高度、特殊、専門的な医療を除いて、病院の一般病床での入院医療が完結できる区域です。
 静岡県では、賀茂、熱海伊東、駿東田方、富士、静岡、志太榛原、中東遠、西部 の8区域が設けられています。

 がん、がん医療などについての情報は、次のようなインターネットサイトを通じて得ることができます。

■静岡県立静岡がんセンター
 http://www.scchr.jp/

【主な内容】
・よろず相談(対面・電話・出張相談)
・セカンドオピニオン
・Web版がんよろず相談Q&A(悩みと助言の閲覧、公開資料ダウンロード)
・患者図書館
■医療ネットしずおか(静岡県健康福祉部)
 http://www.qq.pref.shizuoka.jp/qq/men/qqtpmenult.aspx

【主な内容】
・静岡県内の医療機関の検索(診療科目、専門外来、病名などから検索)
・静岡県内の主な病院での主な病気の手術・処置件数、専門医数
■国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」
 https://ganjoho.jp/public/index.html

【主な内容】
・各種のがん(発生と進行、病期、診断、検査、治療 など)
・がんのメカニズム・予防・統計
・病院(がん診療連携拠点病院、全国がん(成人病)センター協議会加盟施設、緩和ケア病棟のある病院)
・臨床試験・治験
■がん情報サイト
 http://cancerinfo.tri-kobe.org/index.html

【主な内容】
・PDQ日本語版(米国国立がん研究所による、がんの最新治療情報やスクリーニング、予防、支持療法、治療成績等)
・薬剤情報(抗がん剤、支持療法薬剤)
・国内臨床試験情報
■日本対がん協会
 http://www.jcancer.jp/

【主な内容】
・がん相談(がん相談ホットライン、面接無料相談(予約制)、電話による相談(予約制)等)
・患者・治癒者の輪(各地の患者団体、患者支援団体の連絡先等)
■WAM NET(ワムネット)(独立行政法人福祉医療機構)
 http://www.wam.go.jp/

【主な内容】
・福祉・保健・医療の総合情報サイト
・全国の医療機関、介護サービス提供機関の情報へのリンク
・厚生労働省関連の行政資料の検索

自宅で療養・生活したい

通院や入院の時、家族のことが心配

医療費のことが心配

高額療養費制度

 医療費の自己負担額が高額となる場合、経済的な負担を軽減するため、月ごとに一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される『高額療養費制度』があります。
 対象となるのは同じ月に支払った医療費です。また、70歳未満の被保険者については、原則として、同じ医療機関(総合病院などで複数の診療科を受診している場合は医科・歯科ごと)で支払った医療費が対象になり、外来と入院は別計算になります。
 なお、保険者に高額療養費限度額適用認定証(事前に保険者の認定が必要です。以下、認定証)の申請を行い、交付された認定証を医療機関に提示することで、後ほど給付される高額療養費を見越した自己負担限度額のみの支払いで済みます。この認定証は、今まで入院についてのみ適用されていましたが、平成24年4月から、外来診療にも適用になります。
 高額療養費に関するより詳しい情報の問い合わせ先、認定証の申請先は、保険証に記載のある保険者(市町窓口、全国健康保険協会各支部、健康保険組合など)となります。

詳細につきましては、以下をご参照ください。
※ Web版がんよろず相談Q&Aの「内容から探す」にある「経済・就労」
※ 発行した冊子(PDFファイル)
学びの広場 医療費のしくみ

高額療養費の貸付

☆健康保険協会(これまでの政府管掌健康保険)に加入している方
 貸付額は、高額療養費給付見込額の8割に相当する額です。
【問い合わせ】
【TEL 054-275-6603】 全国健康保険協会静岡支部

☆船員保険に加入している方
 貸付額は、高額療養費給付見込額の8割に相当する額です。
【問い合わせ】
【TEL 054-255-0217】 静岡県社会保険協会

☆健康保険組合、共済組合に加入している方
 加入している健康保険組合、共済組合にお問い合わせください。

生活費など、経済的なことが心配

家族のことや仕事のこと、いろいろなことを相談したい

がん検診を受けたい

 一見健康と思われる人々を対象に、数種類のがんを見つけ出すために実施されているのががん検診です。全ての受診者に、まずスクリーニング法を受けていただき、少しでも異常があれば、別の日に実施する精密検査によりがんの有無を判断します。毎年、定められた方法でがん検診を受けることで、多くの人々の命が救われています。しかし、がん検診は決して万能ではありません。たとえば、がん検診では、対象外のがんを見つけることができません。また、診療のために実施する検査よりは精度が落ちるので、すべてを発見することは困難です。そこで、がん検診で異常がないと判定されていても、身体に異常を感じた場合には、必ず医療機関を受診することが大切です。

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