悩み

主人がナーバスになって落ち込んでしまい、家族のケアも必要だと感じた。



助言


【病気と向き合っているご家族】


患者さんを中心にして考えると、ご家族は、患者さんを支える大切な存在です。
しかしご家族も、大切な人が病気になったことで、ショックを受けたり、心配ごとを抱えたりしています。病気と向き合っているのは患者さんだけでなく、ご家族も同じです。
近年、ご家族への支援の重要性についても、取り上げられることが増えてきました。
患者さんとご家族は、支える人、支えられる人がいるのではなく、場面によって、支えたり、支えられたりして成り立っており、力を循環させることで、家族の力が増すように思います。

ご家族が悩んだり、疲れたりしたとき、患者さんがかかっている医療機関の相談窓口に、相談してみてください。話すことで、自分の気持ちの整理ができ、気持ちが楽になります。
相談員は、お悩みの内容、状況に応じて、担当医、心の専門家に橋渡しをしたり、ご家族と患者さんが同席する場を設けたりして、ご家族をサポートします。


 
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