悩み

そばで見守ってくれるはずの夫がパニック状態でいたたまれず出かけてしまう。そばにいてくれるだけでいいのにと思う。



助言


【何かを 『する』ではなく、『いる』こと】


「そばにいてくれるだけでいいのに」というのは、患者さんからご家族に向けられた言葉です。何かを 『する』ではなく、『いる』ことも、患者さんの支えになります。
しかしご家族にとっても、家族の一員ががんと診断されて治療を受けるショックや不安があります。どのように患者さんを支えればよいのか、これからの生活など、さまざまな思いが頭の中を駆けめぐります。
ご家族への助言になりますが、患者さんとご家族が足並みを揃えるには、患者さんの様子をみながら、患者さんのペースを尊重することが大切です。混乱しているときには、休息をいれて、共通の目標を整理し、ペースを整えましょう。患者さんとご家族はお互いに、エネルギーをもらって歩んでいるのです。


 

【病気と向き合っているご家族】


病気と向き合っているのは患者さんだけでなく、ご家族も同じです。患者さんを支えることに一生懸命になり、自分の思いを飲み込んで我慢したり、疲れを貯めたりすることもあります。
ご家族も自分の時間をもって気分転換したり、疲れたときに愚痴を言える相手をもつことが大切です。患者さんがかかっている医療機関に相談窓口があれば、相談してみることも1つの方法です。話すことで、自分の気持ちの整理ができ、気持ちが楽になります。
また、相談窓口を利用する際は、患者さんとご家族が一緒に面談を受けることもできます。相談員が第三者として入ることで、患者さんやご家族が日頃感じながらもお互い言えなかった本音を口にすることができるかもしれません。


 
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