【問題を具体化して1つ1つ整理対応する】
ご自分の体のことだけではなく、ご主人のこと、お子さんのことと、気がかりも多く、おつらいと思います。
一人で考え抱え込むのはやめて、一緒に考え問題を解決する手助けをしてくれる人を探しましょう。身近なところでは、病院の相談窓口の担当者や、がん診療連携拠点病院の相談支援センターの担当者がいます。身内だと話しにくいし負担をかけたくない、担当医にはこんなことは話せないということであれば、なおのこと相談窓口はあなたの手助けとなります。また、人に話すことで、ご自分の頭のなかを整理できたり、気持ちが楽になることもあります。
気がかりや不安なことが重なっているときには、もう少し具体的に問題を整理していくことが大切です。
たとえば、
◎ 自分が入院中でも、ご主人の世話はご主人の入院している病院にまかせて大丈夫なのか(洗濯や日用品の補充なども含めて)誰かに依頼することがあるか。
◎ 病気のこと、入院のこと、お子さんにいつどのように話していくか考えましょう。
◎ お子さんの年齢によっては、ご自分の入院中面倒をみてくれる人が必要かもしれません。あなたが入院中のお子さんの生活をイメージして、手助けがいること、お子さんにまかせられることなど1つ1つ具体化してみましょう。お子さんのこころのサポートは、入院中は全くできないわけではありません。毎日決めた時間に電話して、お子さんの話を聴いたり、あなたの状況をお子さんに伝えてあげましょう。
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