悩み

夫が障害者なので、がんと診断されても入院治療より夫の仕事の手助けをするしかない。



助言


【自分だけで抱え込まない】


これまで連れ添ってきた配偶者(パートナー)の体を気遣い、支えてこられたのだと思います。
余力がなくなるまで治療を先延ばしにしては、そのときに配偶者にかかる負担も大きくなるかしれません。これまで成り立っていた夫婦のバランスの乱れが大きいほど、立て直すには時間がかかります。
あなたの場合、どのようにするのが最もよいのか考えるために、からだの状態や治療の内容、回復にかかる時間の見通しなどを担当医に確認してみましょう。


 

【ソーシャルワーカーなどに相談してみましょう】


体のことだけでなく、日々の生活のことも心配しなければならない、大変つらい状況だとお察しします。
できるだけ早めに、おかかりの病院のソーシャルワーカーにご相談ください。おかかりの病院にソーシャルワーカーがいない場合でも、近くのがん診療連携拠点病院の相談支援センターにソーシャルワーカーがいるかもしれないので、下記のホームページで調べてみてください。ソーシャルワーカーは、あなたのお話やつらさを詳しくうかがった上で、生活する上での助言をしてくれたり、適切な制度や窓口を紹介してくれたりすると思います。


 
参考になるホームページ
国立がん研究センター『がん情報サービス』:相談先を探す
https://hospdb.ganjoho.jp/
成人や小児の相談先・病院一覧(がん診療連携拠点病院、小児がん拠点病院)が掲載されています。

 
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