悩み

今後の人生はがんと共生しなくてはならないのかと悩んだ。



助言


【がんとうまく付き合う】


患者さんの悩みの声のなかで、「がんとうまく付き合って」と前向きにとらえている方がいらっしゃいます。「今は」と書かれてあり、治療をされて少し時間が経った方に多い印象です。もちろん最初はこのような気持ちではなかったと思いますが、先に体験された患者さんのこころの状態や対処法を聞くことは、とても参考になります。
がんとうまく付き合うには、からだとこころの両方の声を聞きながら、調和の乱れを早く察知し、無理をせず自分にあった生活を送ることが大切です。


 

【自分のがんについて知る】


がんは残念ながら、再発したり、転移を起こしたりすることがあります。「がんと共存する」「一生付き合っていく」と時々言われるのは、このように、再発・転移の可能性があることも関係します。そのため、治療が終了した後も、定期的な通院や検査が必要になります。
自分のがんについて知るために、担当医から治療や病状について説明を受け、分からないことは質問しましょう。


 
Copyright © 2007-2024 Shizuoka Cancer Center. All rights reserved.