【1人ひとりの患者さんで異なります】
同じ病名、手術名であっても、病気の状態は、1人ひとりの患者さんで異なっています。
手術で切除する範囲、言い換えると、切除された場所や大きさにより、会話の影響度は異なります。舌の部分切除では、会話や嚥下の障害は軽度と言われています。
舌は、会話や咀嚼、嚥下に関係しています。手術によって、これらの機能がどの程度障害されることが予想されるか、患者さん個々の状況に応じて、担当医から説明を受けてください。
治療によって起こる問題が最小限となるように、主に診察をしている科のほか、リハビリテーション科、歯科・口腔外科、栄養士など複数の科・スタッフが関わります。言語聴覚士といって、会話や嚥下のリハビリを行うスタッフがいる病院もあります。