悩み

友人、知人から励ましの言葉を聞けば聞くほどがんは不治の病かもと悩んだ。



助言


【気持ちを話してみる】


地域によっては、未だに『不治の病』などのマイナスイメージが根強く残っているように思いますが、2~3人に1人ががんにかかる現在、全ての部位でみると、がん患者さんの約半分は、5年以上生存しておられますし、医療の進歩により、生存率は将来さらに高くなると予想されます。

実際、日常生活のなかでは、患者さんにとっては、周囲の気遣いを負担に感じたり、自分を特別な目で見ているように感じたりすることがあります。ただ、こういうことは気になりだすと、少し前には違った受け止めをしていた言葉や態度についても疑問がでてきたりして、結局自分自身がさらにつらくなってしまいます。
周囲に信頼できる人、率直に気持ちを話せる人を見つけて、あなたの気持ちを話してみましょう。家族や知人、友人に話しにくいなら、おかかりの病院の相談室や地域のがん診療連携拠点病院にある相談支援センターにいる相談員に相談してみてください。日々、揺れ動いているあなたの気持ちを楽にしてくれると思います。


 
参考になるホームページ
国立がん研究センター『がん情報サービス』:相談先を探す
https://hospdb.ganjoho.jp/kyoten/kyotensearch
国が指定しているがん診療連携拠点病院などの施設について、病名や拠点病院の種類(がん診療連携拠点病院など、小児がん拠点病院など、希少がん情報公開専門病院などで探すことができます。また、拠点病院等に設置されているがん相談支援センターを探すことができます。リストでは、各医療機関での相談支援センターの名称、相談・問い合わせ先の電話番号などが掲載されており、相談支援センター名のリンクから、相談方法、対応状況、相談員の職種など詳細な情報も入手できます。

 

【周囲の人は患者さんの敏感で傷つきやすいこころを理解する】


周囲の人は、患者さんがこういう悩みをもっているということを理解することが、サポートの第一歩となります。
がんと診断された後や、治療の開始前、治療後の回復途中にある患者さんは、とてもこころが敏感になり傷つきやすくなります。励ましの言葉が、患者さんには負担になることがあります。話をきいてうまく言葉が出なければ「ごめんなさい。何をどう言っていいか今は分からない、でも私にできることがあればいつでも言ってほしい」と率直に思いを伝えましょう。


 
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