悩み

放射線で、皮膚がだんだん赤くなり、ただれてひりひりして心配だった。



助言


【放射線治療による皮膚への影響】


放射線をあてた部位は、日焼けしたときのように、赤くなったり、ほてった感じでヒリヒリしたり、かゆくなったりします。ただれたり、水ぶくれができることもあります。個人差がありますが、放射線療法を始めて2週間くらいで、皮膚症状が現れることが多いようです。治療が終了すれば、次第におさまってきます。皮膚をかいたり、こすったりしないようにしましょう。また、皮膚を保護していくためのスキンケアも大切です。


 

【放射線照射部位の皮膚の保護】


○ 入浴やシャワーは熱いお湯は避け短時間にしましょう。
○ 石けんは刺激の少ないものを使用し、よく泡立ててから使いましょう。照射部位はタオル等でゴシゴシこすらずに泡を洗い流し、強い摩擦はさけるようにしましょう。
○ 放射線照射部位を圧迫するような衣類は避け、ゆったりした服を選びましょう。また、摩擦が起こらないように気をつけ、刺激の少ない綿類の下着をつけるなどして、繊維による刺激も避けるようにしましょう。
○ 照射している部位は、直射日光にあてないようにしましょう。
○ 軟膏類は自己判断でつけずに、医師や看護師にご相談ください。


 
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