【記録をつけてみましょう】
一般に、下痢を起こしやすいと言われている食品には、冷たい食べ物や飲みもの、油っぽい料理(揚げ物、中華料理)、アルコール類、イカ、タコなどがあります。また、便秘を起こしやすいと言われている食品は、もち、ごはん、パン、肉などが挙げられます。
ただし、これらの食品をとると必ず下痢、便秘になるというわけではありません。
“自分の場合は、この食品をとると、こうなる”ということをふまえて、調整することが大切です。
そこで、お通じの状態(硬さ、色、回数、腹痛など)や食事(内容、量など)の記録をつけてみましょう。
「前回この食事で下痢が落ち着いたから今度もやってみよう」とか、「(繰り返しの治療の場合)そろそろつらい時期が終わる頃」など、次回からの参考になります。
また、医師や看護師、栄養士に、自分の状態を伝えるときにも役立ちます。