【体と心は影響し合っている】
体がつらいときに、気持ちも落ち込むことは、日常生活でよく経験します。体と心は密接に影響し合っているのです。
気力を維持しようと、常に精神的に緊張を強いると、体と心のバランスの崩れた状態に自分自身を追い込む結果になるかもしれません。
まず、体調を整える方法を探してみましょう。同時に、体と心が心地よいと感じることをやってみるとよいかもしれません。一日のうち、少しの時間、何かに楽しみを持ったり、気持ちよいと感じることを重ねていけば、意欲もしだいに高まってくると思います。

【理解者は大きな支え】
自分のことを理解してくれる人がいるというのは、大きな支えになります。
ご家族や親しい友人に、あなたの思いや気持ちを話してみてください。病気をもって生活する気持ちは、同じ病気、同じ状況の人のほうが通じるという方は、患者会に参加するのも一案です。また、患者さんがかかっている医療機関に相談窓口があれば、そちらに相談してもよいでしょう。話すことで、自分の気持ちの整理ができ、気持ちが楽になります。