【早めの受診と体調管理】
肺に放射線をあてて炎症を起こしやすい状態になっていたり、抗がん剤治療で免疫力が低下し感染しやすい状態になっていたりして、肺炎になることがあります。医師は、血液検査や胸部レントゲン写真などの検査データを参考に、原因や程度を判断します。治療は、原因によって、抗生物質、ステロイド剤の投与などが行われます。
悪化をいかに防ぐかということが治療の要になり、肺炎の繰り返しや、重症化を防ぐためにも、予兆がみられたら、早めに受診することが大切です。
次のような症状が見られたら、病院を受診しましょう。
○発熱
○咳、痰が増えた
○息切れ、呼吸困難感
○胸痛
日頃の体調管理では、
○うがいや手洗いの励行
○風邪をひいている人との接触や人混みをさける
○十分な栄養と休息をとる
ことが大切です。
