【医師に相談してみましょう】
手術などのきずあとが赤く盛り上がって見えるときは『ケロイド』の場合と『肥厚性瘢痕』の場合とがあります。肥厚性瘢痕は、赤く盛り上がっている部分がもとのきずあとの部分にとどまっているもので、一般にケロイドとしているものの多くは、この肥厚性瘢痕です。一方ケロイドは、元のきずあとを超えて広がりをもちます。
肥厚性瘢痕であっても、痛みやかゆみを伴うことが多く不快感は強いものがあります。
こういった症状に悩んでいらっしゃる場合は、専門医にみてもらい相談するという方法もあります。『形成外科』などで取り扱いますが、みてもらう際にも、どういった手術をしたのかの資料が必要になると思いますので、まず担当医にご相談ください。
治療としては、圧迫療法や飲み薬などの保存的治療と、瘢痕形成術などの外科的治療法があります。