悩み

抗がん剤治療を6か月するように医師に言われ、したくなかったが、相談に乗ってくれる専門家がいなかった。



助言


【サポーターは担当医だけではない】


あなたのサポーターは医師1人ではありません。他の医療スタッフのなかにも、あなたのこと、あなたの病気や治療のことをよく知っている人がいると思います。外来の看護師、薬剤師などに相談することで、疑問が解決する場合もあります。
誰に、どのように尋ねればよいのか分からない、あるいは気持ちが落ち着かないときには、相談窓口を利用することもできます。相談窓口は、かかっている病院のほか、各都道府県のがん診療連携拠点病院(厚生労働省が指定)の『相談支援センター』にもあります。
悩みの種類によっては、やはり直接かかわっている担当医から、説明を聞くことが必要な場合もありますが、あなたの周囲にいるサポーターがなにか手助けをしてくれると思います。


 

【セカンドオピニオンを受けてみる】


セカンドオピニオンというのは、直訳すると『第2の意見』で、『診断や治療方針について、現在の自分の担当医以外の医師の意見を聞き、参考にすること』をいいます。
これは、
◎ 担当医に診察や治療方針の説明を受けたが、どうしたらいいか悩んでいる
◎ いくつかの治療法を提示されたが、迷っている
◎ 他の治療法がないか知りたい
などの場合に、ご自身が納得して治療を選択し受けるために、他の医師の意見も聞いてみるという方法です。


 

【セカンドオピニオンを受ける効果は】


セカンドオピニオンを受ける効果は、次のようなことが考えられます。

○ 現在の担当医の診断や方針について、他の医師に再確認することで、納得して治療を受けることができます。
○ 現在の担当医の提示する治療法以外の治療法の情報を得ることもあります。


 

【セカンドオピニオンを受ける際に注意すること】


セカンドオピニオンを受ける際には、担当医に「セカンドオピニオンを受けたい」とはっきりと申し出ることと、セカンドオピニオンは病院を移るのではなく、他の医師の意見を聞くことであることをよく理解しておきましょう。
もし、セカンドオピニオンを受けた病院での治療方法を選択しようと決心したら、その旨を現在の担当医に伝え、改めてその病院を受診するようになります。最初から病院を移るつもりの場合は、セカンドオピニオンではなく、転院として担当医に申し出ることになります。
“言い出しにくいから内緒で”と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、何も情報がないまま他の病院に移ると、また一から検査をしなければいけません。時間もお金もかかりますし、もし過去にがんの治療をされたことがある場合、その情報がないというのは、患者さんの病気をよく理解するための大事な手がかりを失うことになります。


 
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