悩み

病院や医師により治療方法が異なるので、悔いのない治療方法を探して選ぶのが大変だった。



助言


【治療を最終的に決めるのは自分自身】


治療を最終的に決めるのは自分自身です。セカンドオピニオンなどで他の医師の意見を聞いているうちに、異なる意見の中で迷いが深くなるということもあるかもしれませんが、自分で決めるためにも、説明を受けたことを十分理解できているか整理してみましょう。

また、治療を決める際、参考になるものの一つに各学会が出している診療ガイドラインがあります。一部のがんに関しては、患者さん向けに書かれたガイドラインもありますので、ガイドラインに沿って検討することもできます。


 
参考になるホームページ
(1)国立がん研究センター『がん情報サービス』:それぞれのがんの解説
https://ganjoho.jp/public/cancer/index.html
がんの部位別に、基礎知識、検査、治療、療養に関する情報があります。
(2)Minds(マインズ)ガイドラインライブラリ:診療ガイドライン
https://minds.jcqhc.or.jp/
公益財団法人 日本医療機能評価機構が運営する医療情報サービスで、さまざまな診療ガイドラインが掲載されています(がんだけではなく、さまざまな疾患のガイドラインが掲載されています)。医療提供者向けの診療ガイドラインと、一般の方向けのガイドラインの解説があります。

 

【提示された治療が異なれば、異なっている理由を確認する】


セカンドオピニオンなどで、もともと提示されていた治療とは異なる治療を提示されたら、後で悩むよりも、その場で、異なる理由、今向き合っている担当医がなぜこの治療を提示しているかの理由等を確認してみましょう。


 
Copyright © 2007-2024 Shizuoka Cancer Center. All rights reserved.