悩み

治療に耐えられるのだろうかと心配した。



助言


【未知の事柄への不安を解消するために、担当医に確認する】


治療前は、これからの治療効果の期待とともに、合併症や副作用などの不安があると思います。むしろ、期待より不安のほうが大きいかもしれません。治療に伴う苦痛などへの不安や悩みがある場合、その根底には治療への理解が不十分であったり、未知の事柄への漠然とした不安があったりします。
治療を行う前には、患者さんが手術や抗がん剤治療に耐えられるか、治療に影響する病気はないかなど、多方面から検討します。そして、治療による合併症や副作用を予防し、もし起こった場合にも早期に適切な対応を行います。以前に比べて手術は大変安全になり、合併症が出る割合も減ってきています。また、抗がん剤の副作用についても、以前よりかなりやわらげることができるようになりました。患者さんが安定した気持ちで治療にのぞめるよう、医師、看護師、他スタッフらで支えます。
ご自身の治療について、わからない点は、納得いくまで担当医に確認して下さい。がんや治療方法について書かれた本を読んだり、インターネットで調べたりするのもよいでしょう。


 
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