【入院環境と日課】
入院中の日課は一般に、夕食が18時頃、消灯時間が21時と早いので、消灯後の時間が長いと思われるでしょう。また、一日24時間の大半を病室という限られた場所で過ごすため、日中の検査や治療以外の時間が手持ち無沙汰だと感じるかもしれません。
入院生活には、入浴や面会などの規則もあり、入院前の生活に比べて、単調な日課の繰り返しという印象があります。けれども、規則的な生活を送ることで、体の安静を保ったり、心身の調子を整えたりして、治療を効果的に行う目的もあるのです。
入院生活が単調と感じるのであれば、読書や好きな音楽を聴くなど、気分転換の時間を取り入れましょう。活動に制限がなければ、病室とは違う場所で過ごすとよいかもしれません。病室を不在にするときは、看護師や医師にもわかるように、伝言かメモを残しておきましょう。
(最終更新日 2024年5月27日)